まだ素直だった子供の頃、学校から帰るとつつじや皐月の花を摘み・ギボウシの葉を摘み 米でのりを作り縁側で花御堂を飾る手伝いをしたことを懐かしく思い出します。想えばあれが最初の荘厳(しょうごん)という経験だったかもしれませんね。※法要の準備や飾り付けの意味
西善寺に来てからは時期は一緒ですが、牡丹の方が咲くのが早く大きいし見栄えが良いので楽させてもらっています(^^)それにしても年々花の時期が早まりいずれ4月にということもあるかもしれませんね。
お寺の子のことを『らご』といいます。お釈迦様のお子の名が『ラゴラ』で、後に出家し弟子になられるのですが、そこからきているといわれています。
私は山陰の小さなお寺のらごとして生まれました。 二祖三仏忌やお正月・お施餓鬼など法要の為に年に一度出される掛軸や什物を法要が終わった後も首が痛くなるまで眺めていたことを思い出します。それは畏怖の念でもありアニメーションでもあり 先程の花御堂もですが、幼い時よりそうゆうものに触れてきたことは貴重な財産なのかもしれません。まぁ~かっこいい事かいてますが、最終的には普通のお坊さんになってしまいました・・(^^;)
はなまつりのつづき
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